小学校4年生公演にて…😭

今朝は、市内東部の小学校4年生のための邦楽授業に行って参りました。

三曲会で行っている授業とは全く別の、個人の仕事で、選曲も内容も四年生向けです。

来年の5年生での授業に向けて、あちこち楽しみを引っ張ってます😂🎶

今日はとても印象的な事がありました。

1人の女のコ、

何も喋らず、動かず、ただじっと傍に居ます。

お箏の体験でも、ちゃんと体験の列に並び楽器の前に座るのですが、そこから動かず、喋る私の目をじつと見つめたままです。

緊張してるのかな…

私に?楽器に?みんなに?

と思いながら、手をとって弾かせてあげました。

時間が余り、2回目弾きたい子はまた列を作りますが、その女の子も列に並び、お箏の前に座り、でもじっと私の目を見たまま手を出さない……ので、また手を取って弾かせてあげました。

授業時間の最後に、質問タイムが設けられ、たくさんの子が発言したく挙手する中にその女の子もいました。

キリがないので先生は手を挙げた子を立たせて立ってる子で質問終わりにしようということになり、

その女の子もちゃんと立ってました。

質問がその子の番になり、やはり、何も発言しません。

私は、その気持ちが、手に取るようにわかりました、嬉しくて、そこに立っているだけでもう十分に気持ちは戴きました。

感情が、たくさん伝えたいのに、言葉に出来ない、、、

先生が、その子のところへ行って内容を聞き代わりに伝えてくれました

「お箏は、難しいですか?」

なので、

「難しいですが、それ以上に楽しくて、続いてます。6歳の頃からです。」

その子のために発言したこの言葉が、みんなの心を動かしたらしく、おおー!!と歓声が上がりました。

びっくりしたので、ついでに続けて、

「お箏の先生になるのが夢でした。」

と伝えました。そしたら次は拍手が起こりました。

子供達から自然な拍手を貰えて…

改めて、帰りの車中で、夢を叶えたんだなあ私………と、しみじみ感じて、子供達から祝福して貰えたことを誇りに思い…

 

…そんな幸せな思いをさせて貰いました。

これからも、あの女の子と今日の祝福を思い出して、先生を頑張って続けたいと思います。

本当にありがとうございました…😭✨