小紋の着物

今日のコンサートで着た小紋の着物は、亡き母が着物の仕立ての先生の元へ通っていた時のまだ見習いの頃の作品でした。
私サイズに作ってあるので丈ピッタリです。
今日の共演の水野さんが、カジュアルにしたいとのことで、その小紋を引っ張り出して来ることになりました。
先日その着物と、セットの長襦袢を出してみたところ、やはり永く仕舞われていたためあちこちシミが出来ていました。
特に長襦袢の襟は結構なシミで…
取って替えないと!と思ったのですが…
母の綺麗な縫い目をずっと見ていて…
いやこれほどけないでしょう!!
思わず嘆き叫ぶ
なぜ、なぜ?縫った人が居ないのに、縫ったものが残っているの?!
すごく当たり前ながら納得いかない疑問に頭を抱えて時間が過ぎました…
結局、その長襦袢を着ない訳には行かないので、お試しに買っていた半衿両面テープを使って絽の生地の半衿を上から貼り付けました。(こんなやり方は有りなのだろうか?!)
この先もずっとこんなことしてそうです。